精神科作業療法とは、精神科治療におけるリハビリテーションのひとつです。日常生活で必要な動作や活動・行動を「作業」と呼び、その作業を通じて身体的・精神的な機能を回復・改善する支援を行う治療法です。作業療法士が個別・小集団・大集団プログラムを通じて、患者さまの回復と社会復帰を支えています。
社会参加の促進・情緒や精神の安定・認知機能の改善・社会スキルの向上など、自立した生活のために必要な能力を取り戻すことを目的としています。
利用について
対象となる方
- 当院の外来に通院されている方
- 当院に入院されている方
ご利用の条件
- 医師の許可(指示箋)が必要です。作業療法の利用を希望される場合は、主治医にご相談ください。
- 病状次第ではありますが、入院中の患者さまにおかれましては、積極的な参加を推奨しております。
費用
- 保険適用です。自立支援医療制度(精神通院医療)をご利用の方は、1割負担になり、外来などの費用と合算した上限額も適用されます。生活保護を受給されている方もご利用いただけます。
- 材料費などはかかりません。
プログラム内容
心と体のバランスを整える多様なプログラムを日替わりで実施しています。参加者が楽しみながら取り組めるよう、季節のイベントやレクリエーションも豊富に取り入れています。
創作系、運動系、音楽系、その他季節イベント等、様々なプログラムをご用意しております。
作業療法士について
精神科作業療法士が、個別対応とグループ活動の両面から患者さまの回復を支えています。患者さまの状態・ご希望・目標に合わせてプログラムを提案し、楽しみながら参加できる雰囲気を大切にしています。
最新情報
中村病院の公式Instagramにて、最近の活動の様子を更新しています。作業療法のプログラムや季節のイベントの雰囲気をご覧いただけますので、ぜひフォローしてご覧ください。
よくある質問
- 外来通院中でも作業療法を受けられますか?
- はい、外来通院中の方でもご利用いただけます。医師の指示箋が必要ですので、まず主治医にご相談ください。
- デイケアと作業療法の違いは何ですか?
- デイケアは、主に外来の患者さまを対象に、人との関わりや集団活動を通して、生活リズムの改善や社会スキルの習得を目指すリハビリテーションです。集団の中で、「人や社会に向き合い、復帰するための実践力」を養います。
一方の作業療法は、さまざまな作業を通して、その人らしい生活を取り戻すためのリハビリテーションです。作業に取り組むことを通して、「自分自身に向き合い、心の安定や自信」を取り戻します。入院患者さまもプログラムに参加することがあります。 - 体を動かすことが苦手でも参加できますか?
- はい、体力や動作の程度に合わせた無理のないプログラムから始めることができます。作業療法士が個別に状態を確認しながら、参加できる内容を一緒に選びます。
- 入院中でも参加できますか?
- はい、参加できます。入院中の作業療法は、主治医の指示のもとで病棟内または作業療法室にて実施します。
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