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心療内科

中村病院の心療内科外来は、精神科と明確な区別はしておりませんが、心療内科とは一般的に、ストレスや心理的な要因が身体症状に影響しているいわゆる「心身症」や、精神疾患の中でもうつ病や不安症、適応障害など、より環境やストレスとの関連性が強い疾患に対応しています。「体の検査では異常がないのに症状が続く」「ストレスで眠れない・食べられない」「気持ちが落ち込んで仕事に行けない」「原因はわかっているのに気持ちが追いつかない」という方はご相談ください。当院では、心療内科でも精神科専門医・精神保健指定医が丁寧に診察します。

心療内科と精神科の違いについて

心療内科と精神科はいずれも「こころの専門科」ですが、一般的なイメージとしては、心療内科は比較的環境やストレスとの関連性が強い精神疾患(うつ病・不安症・適応障害など)や、心理的なストレスが身体症状に影響している状態(心身症)の中でもよりストレスによる影響が強い疾患を対象とすることが多いです。

一方、精神科は統合失調症・重症のうつ病・双極性障害・依存症など、脳の機能や構造の変化や、精神のコントロールの困難さかつ複雑さなど、より広範で専門的な精神疾患全般を対象とします。

「本来の定義では」と言えば、心療内科は「身体疾患の中でも、その発症や経過に心理社会的なストレスが密接に関わり、明らかな身体的な変化や症状が認められる疾患(心身症)」を対象とする診療科です。さらに心身症の中でも、よりストレスの影響が強い疾患を対象とする場合が一般的です。精神科は「精神疾患(いわゆるこころの病気)」を対象とする診療科です。

しかし実際の臨床では、精神科と心療内科は大きく重なり合っていて明確な境界線がないため、どちらを受診すればよいかわからないという方も多いのが現状です。当院では精神科・心療内科ともに分け隔てなく精神科専門医が同様に対応しており、受診の際に「どちらか迷っている」という場合もお電話でご相談いただければ、受付スタッフが丁寧にご案内します。

お電話でのご相談・ご予約(代表)048-982-3011

自動音声ガイダンスが流れます。「3」を押してください。

心療内科で対応できる主な症状・疾患

こころの症状

うつ病・抑うつ状態として、気分の落ち込み・意欲の低下・何もできなくなる状態に対応しています。

不安症・パニック障害として、理由のわからない不安・動悸・息苦しさ・発作的な恐怖感に対応しています。

適応障害として、職場・家庭・学校などの特定のストレス要因に対する反応として生じる気分の落ち込み・不安・行動の変化に対応しています。「原因がわかっているのに気持ちがついていかない」という状態も、適応障害として適切な治療につながることがあります。

不眠症として、寝つきの悪さ・中途覚醒・早朝覚醒など、睡眠の質・量に関する問題に対応しています。睡眠の問題が続くと日中の集中力や気力に影響し、こころの不調と悪循環になることがあります。

身体とこころが関連した症状(心身症)

過敏性腸症候群・慢性頭痛・機能性ディスペプシア(胃の不快感)・めまい・過換気発作・慢性疲労・食欲不振など、内科的な検査では異常が見つからないのに症状が続く場合も心療内科の対象となることがあります。

これらの症状は「気のせい」ではなく、ストレスや精神的な要因が身体に実際の影響を与えている状態です。専門的な診察と治療によって改善が期待できます。「身体の症状なのに精神科・心療内科でいいのか」と思う必要はありません。こころと身体はつながっており、両面から診ることが大切です。

対応疾患の一覧を見る

当院の心療内科における特徴

専門医による正確な診断と治療方針の決定

当院の常勤医師は全員が精神科専門医・精神保健指定医の資格を持ちます。心療内科の受診では、こころと身体の両面から症状を丁寧に評価し、正確な診断のもとで治療方針を決めます。

他の医療機関で「異常なし」と言われ続けていた症状が、精神科・心療内科での診察によって原因がわかったというケースも少なくありません。「どこに行っても改善しなかった」という方のご相談も、ぜひ当院にお寄せください。

薬物療法と支持的精神療法を組み合わせた治療

心療内科の治療では、必要に応じた薬物療法(抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬など)と、支持的精神療法(対話を通じた心理的支援)を組み合わせた治療を行います。

薬が必要かどうかは症状の程度によって異なり、必ずしも薬物療法が必須というわけではありません。「できれば薬を使わずに治療したい」というご希望も、医師と相談しながら進めることができます。

診断書の発行・休職への対応

適応障害や抑うつ状態で職場や学校に通えなくなっている場合、休職・休学が非常に有用であることが少なくありません。必要に応じて診断書を発行することもでき、職場への対応について一緒に考えることも可能です。

休むことが逆効果になる場合や、休むことで不利益を被る場合もあるため、ご自身で判断することは危険です。しかし、「仕事を休むことへの罪悪感がある」という理由で、心身の状態が悪化した状態でも無理をし続けることで、回復に時間がかかることもあります。診断書が必要な場合は診察時にご相談ください。

公認心理師による心理検査を実施

公認心理師による心理検査を実施しています。心理検査では、現在の認知機能や性格傾向、こころの状態などを客観的に把握し、診断や治療方針の検討に役立てます。検査をご希望の方は、まず担当医へご相談ください。必要に応じて実施の可否や検査内容をご案内いたします。

通院しやすい環境とオンライン診療

当院ではJR武蔵野線吉川駅南口などから無料送迎バスを運行しており、通院しやすい環境を整えています。体調や状況によって外出が難しい場合には、オンライン診療や訪問診療のご利用も可能です。

オンライン診療について詳しく 外来無料送迎バス案内について詳しく

こんな症状でも受診できますか?

「精神科・心療内科に行くほどではないかもしれない」という思いから、受診をためらっている方は少なくありません。しかし、次のような症状が2週間以上続いている場合は、受診を検討されることをお勧めします。

  • 気分の落ち込みや憂うつ感が続いている
  • 何をしても楽しめない・気力が湧かない
  • 不眠や過眠、食欲の変化が続いている
  • 仕事・家事・学業に支障が出ている
  • 人と会うのが怖い・外出できなくなった
  • 身体的な不調が続くが、内科的な検査で異常が見つからない

このような症状がいくつか重なっている場合や、2週間以上続いている場合は、受診のサインです。症状を我慢して悪化させるより、早めに専門家に相談することが回復への近道です。

また「内科に何度行っても異常がない」と言われ続けている方や「どこに相談していいか分からない」という方にも、心療内科の受診がひとつのきっかけになることがあります。胃腸の不調・頭痛・めまい・慢性的な疲労感などが続く場合、ストレスや精神的な要因が関係していることがあります。こころと身体の両面から診察することで、原因にたどり着けるケースがあります。何年間も悩んでいた症状が、心療内科を受診したことで改善する場合も少なくないのです。「症状はあるのに、どこに行けばいいかわからない」という状態になっていたら、ぜひ一度ご相談ください。

診療の流れ

STEP 1 ご予約

初めて受診される方は、必ずお電話にてご予約ください。

お電話でのご相談・ご予約(代表)048-982-3011

自動音声ガイダンスが流れます。「1」を押してください。

  • 診療時間:平日・土曜日 午前9:00〜12:30(受付は8:30〜12:00)

STEP 2 来院・受付

保険証・マイナ保険証(マイナンバーカード)または資格確認書をお持ちください。他院からの紹介状・お薬手帳がある場合はご持参ください。

STEP 3 診察

医師が症状・生活状況・ストレスの原因・これまでの経緯を丁寧にお聞きします。うまく言葉にできない場合はメモをお持ちいただいても構いません。

STEP 4 検査(必要な場合)

必要に応じて血液検査・心電図・心理検査などを実施します。内容と目的は医師からご説明します。

STEP 5 処方・会計

診察結果に応じて薬が処方される場合があります。支払方法は現金のみです。

来院時の持ち物

初めて受診される方

  • マイナ保険証(マイナンバーカード)または資格確認書
  • お薬手帳(服用中のお薬がある方)

お持ちの方は、下記もあわせてご持参ください。

  • 紹介状(診療情報提供書)
  • 各種受給者証(自立支援医療受給者証、子ども医療費受給資格者証など)
  • 生活保護医療券

2回目以降の方

  • マイナ保険証(マイナンバーカード)または資格確認書
  • 診察券(紛失された場合、再発行に200円かかります)
  • お薬手帳(服用中のお薬がある方)
  • 各種受給者証、生活保護医療券(お持ちの方)

自立支援医療受給者証については、指定医療機関を中村病院に変更したものをご持参ください。

マイナ保険証(マイナンバーカード)または資格確認書をお忘れの場合、全額自費となることがあります。必ずご持参ください。

診療時間

月火水木金土日祝
午前 9:00〜12:30○○○○○○休診
午後 13:30〜16:00休○○○○※休休診
  • ※原則予約制となります。
  • ※受付時間は午前 8:30〜12:00/午後 13:00〜15:30です。
  • ※金曜日午後は女性専門外来のみ(完全予約制)となります。
  • ※祝日・年末年始(12/30〜1/3)は休診です。

費用

保険適用です。自立支援医療制度(精神通院医療)を利用することで、自己負担を1割に軽減できます。長期通院の方には特に有効な制度です。

自立支援医療の申請には医師の意見書が必要ですが、当院で発行可能(有料)です。作成には10日〜2週間ほどかかります。申請の流れや必要書類については相談員(精神保健福祉士)にお気軽にご相談ください。経済的な不安がある場合も含めて、利用できる制度についてご案内します。

「通院にかかる費用が心配」という方も、制度を活用することで負担を軽減できる可能性があります。

公的支援制度について詳しく 外来について詳しく

最終更新日:

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